技術職(カスタマーエンジニア)の若手社員の1日

[2011年採用トップ>若手社員の一日]
※実際の仕事内容を基に作成したモデルケースです

8:40

朝、会社に着くと、まずは今日の予定を確認する。 われわれCE:カスタマーエンジニアは、お客さまからのメンテナンス依頼や製品導入のサポートなどで、前日・当日に予定が組まれることが多い。外回りのメンテナンス対応と、自分自身の仕事をバランスよく処理できるよう、その日の予定を見ながら1日の動きを考えるようにしている。
9:10 CE予定チェック今日は、朝イチの外回りは入っていない。メンテナンス等の予定がない時は、新製品のマニュアルの読み込みや、思ったよりも時間がかかった作業の復習をすることが多い。CE:カスタマーエンジニアとして、お客さまの前で「わからない」と言うのは格好悪いし、調べてみなくてはわからない不具合でも、的確な説明をして納得してもらえるだけの知識と経験を積みたいと思っている。だから、CE:カスタマーエンジニア同士で経験した事例を共有するのも、とても大事な仕事だ。
10:30 CE外回り今日1件目の外回りは、都内の印刷業を営むお客さまの所だ。印刷関係のお客さまは様々な会社の機械を見ているし、知識もある方が多いので身が引き締まる。一口に定期メンテナンスと言っても、われわれCE:カスタマーエンジニアに完全に任せてくださるお客さまから、普段の使い心地やちょっとした調子の具合も細かく伝えてくださるお客さままで幅広くいらっしゃるので、対応も一様ではない。われわれの扱う機械は、不具合が出ると業務に支障が出るタイプのものだからこそ、定期メンテナンスで、万一のトラブルに備えることが大切だと思う。「医者と同じだよ」と先輩が言っていたのが、現場に慣れてよくわかるようになってきた。
13:00 外回りが続くので食事は外でとって、そのまま本日2件目のメンテナンスに入る。今度の現場は病院。カルテや伝票など、個人情報に関わるものを扱っている場所なので、入室チェックも厳しい。メンテナンスをしながら事務の責任者の方と話していると、近々新しい検査のシステムが入り、伝票についても新しい仕組みが必要とのこと。営業から詳しい話を伺うにアポイントを取った。メンテナンス業務の中で、お客さまに新たなお仕事の相談をいただくことも案外多いので、相談を受けたときに簡単に答えられる準備は常にしておくよう心がけている。
15:00 CE修理風景 今日の外回りはもともと2件の予定だったが、 14 時頃に上司から連絡があって、もう1件緊急サポートが入った。電話で簡単に症状を確認するものの、詳しい症状がわからない。とりあえず、現場に向かう。不具合ということで機械を見てみると、ローラーのバランスが悪くなっている。色々調べてみると、最近お客さまの利用頻度が高まっていて、部品の交換目安を超えて使われていたようだ。お客さまには丁寧に耐用限度についてご説明した上で、オフィスに連絡して新しい部品の手配を行った。交換時期を過ぎても、大丈夫だろう ……とメンテナンスや交換をおこなわずに使い続けるお客さまも多く、早めのメンテナンスを心がけてもらうよう説明するのも、われわれの大事な仕事だ。
17:30 CE技術研修 夕刻になると、営業の人たちが外回りから帰ってくる。今日は、同期の営業から頼まれて、営業の若手社員に新製品の説明をすることになっている。ショウルームの機械を使って、従来製品との違いや、業務の中での使い方、耐用性などについてわかりやすく説明する。こちらはどうしても、機械屋の視点から考えてしまうが、営業は「使う側」の視点で質問してくるので、気づかされることも多い。
18:10 CE帰宅風景今日の仕事も終わり、帰途につく。CE:カスタマーエンジニアは一見地味な仕事だけれど、実際には営業職以上にお客さまに近いところで仕事をするし、変化も多い(というより、臨機応変な対応が最も求められる)。僕も一時期は、いわゆる開発技術者に憧れることもあったが、自分の技術がお 客さまの利便や業務に直結しているこの仕事に強いプライドを感じている。
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