その他

ダイカッターDSM-1000が第39回「神奈川工業技術開発大賞」で奨励賞を受賞しました!

ダイカッターDSM-1000が第39回「神奈川工業技術開発大賞」で奨励賞を受賞しました!

「神奈川工業技術開発大賞」とは

この賞は、神奈川新聞社との共催により、県内の中堅・中小企業の技術開発の 奨励と技術開発力の向上を図ることを目的に、
優れた技術・製品に送られる賞です。

開発背景
小ロット多品種への対応

近年、紙パッケージの作成においては、顧客ニーズの多様化により多品種小ロットへの対応が求められています。

しかし、従来の打抜機は、大型であり操作に時間がかかることに加え、
熟練者による複雑な技術が必要とされており、人手不足や技術継承の難しさという課題を
抱えている紙器紙工業界においては、対応が難しい 状況にありました。

開発ポイント
職人不要な簡単操作

今回、誰でも簡単に操作できる平盤打抜機を開発しました。

まず、高度な技術を要求されていた型の高さ調整について、
四軸の独立したサーボモーターを用いることで簡単に調整が可能となったことに加え、
情報を可視化する アプリケーション(PCコントローラー)を開発したことで、
従来1~2時間かかっていた木型のムラ取り作業を、誰でも5~10 分程度で行うことが可能となり、生産性も大きく向上しました。

さらに、用紙の先端を爪でくわえて搬送する方式を見直し、
用紙の側端を二つのベルトで挟んで搬送するサイドグリップ方式を採用したことで
機器の小型化につながり、より容易に扱えるようになりました。

社会への貢献
損紙の発生を抑える

今回開発した打抜機は、多品種小ロットへの対応を可能にしただけでなく、
紙器紙工業界が抱えている人手不足や技術継承の課題を
解決するものとして期待されます。

また、調整作業の簡易化により、損紙の発生が抑えられることから、環境負荷の低減においても貢献できます

詳しくは製品情報へ

関連製品

関連製品をもっと見る

おすすめ記事

おすすめ記事をもっと見る